サイト運用者向け管理画面 
LightFile Proxyのマネジメントコンソールは、システム管理者に向けて全機能が提供されています。
個別のサイト運用者もキャッシュクリア操作を行いたい場面がありますが、マネジメントコンソールを共有することは望ましくありません。
そこでLightFile Proxyは、個別のサイト運用者に限定された機能を提供するサブユーザー向け簡易サイト運用機能を用意しています。
CloudFront連携設定
この機能を利用するには、事前にCloudFront連携設定が必要です。
サイトの管理 
クラスタ管理画面でメニューから簡易サイト運用画面を選択します。この画面でサイト運用機能の管理ができます。

サイトの追加 
サイトを追加ボタンを押すと、ポップアップでサイトの追加画面が表示されます。

サイト名サブユーザーに表示する任意のサイト名です。この項目は必須です。サイトの説明サブユーザーに表示するサイトの説明文です。オリジンルーティング対応するオリジンルーティングです。この項目は必須です。CloudFrontディストリビューション対応するCloudFrontのディストリビューションです。利用できるユーザーのメールアドレスサブユーザーとしての操作を許可するメールアドレスのパターンです。この項目は必須です。
CloudFrontディストリビューション 
LightFile Proxyのキャッシュクリアの後に、それに対応するCloudFrontのキャッシュ削除も実行し、ワンストップでのキャッシュクリアを実現します。
利用できるユーザーのメールアドレス 
次のいずれかのパターンで指定できます。
個別のユーザーメールアドレスを指定します。例:someone@example.comドメイン内の任意のユーザー@ドメイン名を指定します。例:@example.com
1行ずつ、複数のパターンを登録できます。
サイトの単位 
論理的にはひとつのサイトであっても、オリジンルーティングが複数に分かれている場合があります。
例えばECサイトにおいてCMS用の画像と、商品画像のオリジンサーバー/S3が別の場合です。そのケースでは、簡易サイト運用画面におけるサイトは二つ作成が必要です。
簡易サイト運用画面 
登録したサブユーザーに対しては、次のURLを案内してください。
このURLで許可したメールアドレスのアカウントでサインインすることで、特定サイトのキャッシュクリアを依頼することができます。
サインインの方法 
マネジメントコンソールのサインインと同様に、次のいずれかの方法を利用できます。
GoogleアカウントGoogleアカウントによるシングルサインインができます。MicrosoftアカウントMicrosoftアカウントによるシングルサインインができます。任意のメールアドレスメールアドレスにサインイン用の一時リンクを記載したメールを送信します。
サインイン用の一時リンクを記載したメールは迷惑メールに分類される場合があります。迷惑メールフォルダも確認いただくよう案内ください。
サブユーザーによるキャッシュクリア 
簡易サイト運用画面にサインインすると、キャッシュクリアのリクエスト画面が表示されます。
複数サイトを許可されたユーザーは、右上のプルダウンからサイトを選択できます。

キャッシュを削除する画像ファイルのURLまたはパス条件には、キャッシュを削除したい画像URLを複数指定できます。
詳しくは画面に表示される案内をご覧ください。
キャッシュクリアの結果は、ジョブ履歴に表示されます。
また、簡易サイト管理画面からリクエストされたキャッシュクリアジョブは、マネジメントコンソールでもジョブ履歴で閲覧できます。